Apple、iPhone XRを値下げか?動画配信サービスを運営する企業の買収も検討か?

Appleの動きに詳しい証券会社のアナリストは、Appleが今後、日本や中国で実施されたiPhone XRの値下げに加えて、さらに値下げをするのではないかとしています。また、Appleは動画配信サービスを運営する企業も買収も計画しているのではないかと伝えています。

アメリカの証券会社・Wedbushのアナリストによると、現地時間14日に発表されたレポートにおいてAppkeはiPhone XRの中国市場で販売している価格をさらに引き上げる可能性があると予測しています。

中国は今後のAppleにとって重要な市場であり、今後数カ月の間にXRの大幅な値下げを期待する理由です。投資家の中には、値下げや今後数四半期でのトップラインの成長と高級スマートフォンとしての認識を失うことを認識することに悩む人がいるが、一歩後退すると、それはAppleの着地点に関することであります。

私たちの見解によると、Appleは中国市場で苦境に立たされており、XRと将来のバージョンを中心とした適切な価格戦略が、この地域の中核となるHuaweiとXiaomiのフロントおよびセンターとのあらゆる方向からの低価格競争により、Appleは今後数四半期で現在のiPhoneの顧客を失うことがないようにして、より大きな値下げをすることを確実にする必要があります

現在、Huaweiの幹部がアメリカの要請でカナダの警察当局に逮捕された事案がありますが、中国市場においてApple製品の不買運動が行われています。それに加えて、HuaweiやXiaomiといった低価格なスマートフォンラインナップを展開する企業の動きもあり、Appleが中国市場における環境がますます厳しくなっています。

また、日本でもiPhone XRの値下げが実施されていましたが、iPhone XRは大ヒットモデルになると、多くのIT関係者から予測されていました。また、従来の廉価モデル(例えばiPhone 5cなど)と比較して高い価格帯の設定で思うように販売が伸び悩んでいるとのことです。

2018年11月にはNTTドコモがiPhone XRを「端末購入サポート」の機種の一つとして加えられました。端末購入サポートは、一定の期間の契約と引き換えに端末料金を大幅に割引をするというNTTドコモの販売施策です。

中国でもiPhoneの値下げがなされ、iPhone XR、iPhone8、iPhone8 Plusの販売価格が約20%程度引き下げられ販売されています。

また、Wedbush氏は、動画配信サービスを展開するために大規模な買収も検討しているのではないかと予測を建てています。具体的な名前をあげると、Appleが買収する可能性が最も高いのはA24、Lionsgate、Sony Pictures。それと「可能性は中程度」の買収先の候補としてViacom/CBS、MGM Studios、「可能性は低い」候補としてはNetflixやDisneyが考えられています。

Appleは日本国内でも人気が高いスマートフォンですが、今後、日本・中国市場で展開されていくのか気になるところです。

[9to5Mac]

スポンサーリンク

関連記事