ドトール、Tポイントの取り扱いを終了 ―同社のプリペイドカード「ドトールバリューカード」へのシフトが要因か?

ドトールコーヒーは2月1日、「Tポイント」の付与や利用を4月19日に終了すると発表しました。

ドトールでは、2000年前後からTカードの取り扱いに対応していました。それに加えて、2015年から、クレジットカード大手・セディナと提携し、ドトール専用の非接触IC型プリペイドカード「ドトール バリューカード」の展開が実施されています。

ドトール バリューカードでは、2000円以上の入金で5%ポイント還元を受けることができるようになっており、これに伴い、ドトールが各店舗で扱うドリンク回数券を廃止しました。

筆者もドトールをよく利用し、まさにこの記事を書いているのもドトールですが、多くのユーザーがドトール バリューカードを使っているのをよく見かけます。全般的にTカードを提示して利用するお客さんも減ってきているような気がしました。

Tカードの取り扱いは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)との提携で実現していますが、ドトール側からCCCに手数料を払っているとみられ、ドトールが導入したドトール バリューカードへの多くの顧客が客足がシフトしている中で、手数料との兼ね合いで今回の取り扱い終了に至ったのではないかと思います。

ドトールのコーヒーはおいしいですが、よくドトールに行くならドトール バリューカードを使うのがお得です。

[ドトールコーヒー]

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