IoTデバイスの開発を行うフューチャーモデル株式会社は、長野県の八十二銀行において、SIMフリーAI自動翻訳機「ez:commu(イージーコミュ)」の導入を行い、6月24日より八十二銀行全店舗にて本格運用を開始しました。
八十二銀行では、外国人材の受け入れや共生に向けた社会的な流れに同調し、かつ顧客の利便性向上と銀行業務の効率化を目的として、AI自動翻訳機の導入を検討し、今回の「ez:commu(イージーコミュ)」が採用が決定されたとのことです。
「ez:commu(イージーコミュ)」を利用するのには、Wi-Fi・携帯電話ネットワークからインターネットに接続が必要です。翻訳にあたっては、随時クラウド上の4つの翻訳エンジンにアクセスし、常に最新のボキャブラリーの中から翻訳を行う「オンライン翻訳機」となります。
また、対応言語は48カ国および地域の言語に幅広く対応しています。それに加えて、複数人でのグループ翻訳にも対応しており、相手が何語(機器が対応している言語)でも画面にタッチすれば、自国語の翻訳結果が文字で表示されます。
今回の八十二銀行への導入ですが、機器の操作性(使いやすさ)、音声入力時の音声認識精度、翻訳精度、費用面(初期費用・ランニング費用)などが決め手とのこと。