ジャニー喜多川氏の死亡説、まとめサイトの悪質なデマがインターネットで拡散 ―マスコミはジャニー氏は解離性脳動脈瘤の破裂で入院と報道

ジャニーズ事務所は1日、社長を務めるジャニー喜多川氏(87歳)がくも膜下出血で入院したと発表しました。各紙報道によると、解離性脳動脈瘤の破裂によるもので、入院治療を現在も続けているとのことです。

ジャニー喜多川氏について、突如、Twitterを中心に情報が駆け巡ったのは、死亡説。多くのまとめサイトが死亡説について言及し、後は、芸能関係に “正式に関与している” マスコミの報道を待つまででした。

しかし、今日、ジャニー喜多川氏がくも膜下出血で入院したと発表され、死亡説について誤報ということが明らかになりました。

この誤報は、一部メディアでは「Buzz Plus News」(バズプラスニュース)という情報サイトが起源だとしています。

「Buzz Plus News」では6月22日に配信した記事の見出しは「【訃報】ジャニー喜多川社長が死去 / ジャニーズ事務所が近日発表へ」という明らかに、ジャニー喜多川氏が死亡したというように捉えることができるような情報が掲載されています。ソースは確実なものがない一方で、断定調で記していることから、Buzz Plus Newsはデマを流したといえるでしょう。

ジャニー喜多川氏の死亡説について、多くのまとめサイトに情報が広まり、多くの人に拡散されてしまったいうことは、インターネットの悪い点が露出したとも言えますが、スマートフォンで多くの情報を得られる昨今では情報の取捨選択の能力が必要なのではないかと筆者は思います。

スポンサーリンク

関連記事