IIJmio、個人向けにSIMカードが不要なeSIM対応のデータ通信サービスを開始 ―iPhone XSなど対応

インターネットに精通しているIIJ(インターネットイニシアチブ)から同社の格安SIMブランド「IIJmio」より、eSIM対応のデータ通信サービスが開始されました。この「IIJmio モバイルサービス ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」を利用するにあたって、従来までのようにSIMカードが不要で、eSIM対応端末でデータ通信ができるようになります。

どんな感じでサービスが展開されるの?

eSIMでは、IIJの専用ページから、会員登録および契約手続きを行うと、アクティベーションコードが発行されます。そして、端末からバーコードを読み取り、契約したプランのプロファイルがダウンロードされ端末にインストールされます。

対応機種は以下の通り。なお、eSIMに対応機種では、APNの設定が不要な機種もあります。

  • Microsoft Surface Pro LTE Advanced
  • Apple iPhone XS、iPhone XS Max、iPhone XR
  • Apple 11インチiPad Pro、12.9インチiPad Pro(第3世代)、iPad Air(第3世代)、iPad mini(第5世代

eSIMサービスは “フルMVNO” だからできたこと

今回のeSIMサービスは、回線元のNTTドコモから借りる設備を最小限にし、IIJが加入者管理機能(HLR/HSS)を保有することで、従来のMVNO・mineoなどが行う “レイヤー2” 接続よりも、高度かつ柔軟にサービスを展開する形になります。

フルMVNOでは、eSIMの発行が非常に容易になります。HLR/HSSを自社で使うことにより、 “1日だけ使える” といった時期を定めたキャンペーン的な通信サービスの提供も可能になります。

通信料金およびキャンペーンなど

今回の「IIJmio モバイルサービス ライトスタートプラン(eSIMベータ版)」プランでは、通信できる要領はデフォルトで月間6GBとなっていますが、20GB、30GBの容量追加プランや、クーポンカードでの通信容量の追加にも対応します。なお、データ通信のみの対応です。

また、データ通信をプレゼントする「eSIMデビュー応援キャンペーン」、サーティーワンのアイスがもらえるキャンペーン「ギガ足りてる?eSIM発売記念Twitterキャンペーン」が提供されます。

サービスの開始について

サービスの開始は7月18日から。

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