日本上陸決定!世界最小クラスの小型ウェアラブルカメラ「OPKIX ONE」をレビュー!

ガジェットクラスタには堪らない、世界最小クラスの超小型ウェアラブルカメラ・OPKIX ONEの日本上陸が決定しました!今回は日本では喫煙器具を取り扱う企業・ライラックから発売されます。ついで、都内のとある高級ホテルで開催された日本向けメディア発表会に参加させていただき、実機をお借りしました。

小型カメラ・OPKIX ONE

ファーストインプレッション

OPKIX ONEは本当にすごい。ゴマすりをしている訳ではないんですが、カメラとして本当に最強だと感じました。

まず手にとった際に感じたのは、軽すぎるという点や小さすぎるという点。OPKIX ONEは、角砂糖3個分の大きさとは発表会で聞いましたが、イメージがつかずに実機を触ったところ、「なんという軽さ」と驚いたのが印象に残っています。

小型という点で、従来のカメラなどで撮ることが難しい、物と物のスキマなところでも、カメラ単体で入っていくことができ、従来の小型カメラでは不可能だった撮影を実現できます。

東武動物公園HPより

また、利用シーンとしては、スポーツに関する撮影のほか、付属のアイウェアにOPKIX ONEを装着することで、遊園地で通常のカメラを使うことのできない、ジェットコースターに乗ったり、スカイサイクル(上記はイメージ)で、自分自身が見た方向に動画を撮影できるということが想定されます。

スペックについて

気になるスペックですが、カメラ本体のサイズは14.2×14.2×36mm、重さは12gです。前述の通り、イメージとしては角砂糖3個分です。それに加えて、IP67の防水防塵性能となっているので、撮影中に急に雨が降ってきても撮影を続行できる性能です。

記録解像度は1080×1080で30fpsの動画撮影が可能。内部のストレージでは、カメラ内蔵メモリは4GB、EGG(充電ケース)は14GB。

撮影について

撮影は、本体の赤いボタンを押して録画を開始します。録画を停止したい場合は、再度赤いボタンを押すと停止します。なお撮影中はレンズ側のLEDが点灯します。

撮影できるのは15分。EGG(充電ケース)にカメラを戻すことで、撮影した動画をEGGに転送され、カメラからデータが削除されます。

EGGにOPKIX ONEを入れることで、常にOPKIX ONEに充電ができ、一旦別の場所で撮影したいなど、EGGにOPKIX ONEをケースに戻すことで随時、OPKIX ONEに充電が可能です。なお、EGG自体はUSB Type-C端子で充電でき、専用アダプターを用いることはなく、スマートフォンの充電と同様に行えます。

気になるのがOPKIX ONEは2つある点だと思いますが、これは、2つのカメラで相互に使い、EGGに戻して充電することで、少しでも長く撮影ができるようにと開発されたものです。また、2つのカメラを同時に起動することで、同じシーンを違ったアングルから同時に録画できる利点もあると発表会では語られました。

撮影した動画をスマートフォンへ

OPKIX ONEで撮影した動画はスマートフォンへ専用アプリ「OPKIX Studio」で転送します。なお、転送するとEGGから自動的に動画が削除されます。

ただ、OPKIX ONEで撮影した動画を直接PCに今のところ、転送する方法はなく、一度「OPKIX Studio」にデータを転送してそれからBluetooth、Googleドライブ、Dropboxなどで保存する形となります。

実際に撮ってみた動画

実際に、家で飼っているヨークシャー・テリアと、実際にアイウェアを使って道を歩いたところを撮ってみました。

犬は、鼻の近くまで撮影できました。普通のカメラでは撮りづらいのでは…?

アイウェアをかけてみたのですが、普通にメガネをかけている筆者はちょっと使いづらいかな…?という印象を受けましたが、なかなか良いです。

使ってみて

左:OPKIX CEOのLawrence Greaves氏 右:ライテック代表取締役社長の廣田拓郎氏

実際に使ってみて、ポテンシャルがあるなと思いました。スポーツ関連の撮影のほかにも、このOPKIX ONEを使って某小型カメラでは実現できない様々なシーンで動画を撮れるでしょう。YouTuberにもウケがいいかもしれません。

やはり、OPKIX ONEが活躍するのは遊園地での撮影でしょうか。また、従来のカメラでは難しいアングルからペットを撮影したいというニーズにも応えています。

なお、OPKIX ONEの次期製品も開発中で「5Gに対応していきたい」とLawrence Greaves氏はしており、今後のアクションカメラをぶっ壊す!というのも期待しています。

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