ソフトバンク、法人向け再販用SIMカードを規制か?50GBまで新規販売ができなくなったとガルマックスが伝える

ガルマックスによると、ソフトバンクが法人向け再販SIMカードに規制をかけ、以前まで提供されていた100GBまでのSIMカードの新規販売ができなくなったと「Chat-WiFi SIM」からの回答として伝えています。

イメージ:ソフトバンクSIMを提供する事業者

ガルマックスに対する「Chat-WiFi SIM」からの回答は以下の通り。

「新型コロナによる、在宅ワークやモバイルルーター普及などで回線の使用量が急に増えた影響で、S社が規制をかけ100GBの新規販売を停止にし、50GBでしか新規販売ができなくなった」

新型コロナウイルスの影響で、テレワークなどを政府が推奨し、また、”暇つぶし” としての自宅からの動画配信サービスの利用増などから、インターネットのトラフィックが増大しているというデータもあります(IIJ Engineers Blog)。

現在、100GB以上のソフトバンクSIMのプランが、「Chat-WiFi SIM」などから提供されていますが、「ソフトバンクが制限をかけて100GBプランの新規販売を停止」したということは、今後、「FUJI Wifi」といった同業他社にも影響を与え、同様のSIM販売ができなくなるということを意味しています。

実際には、この問題と結びつくのかははっきりとしていませんが、ソフトバンク回線のSIMカードを提供するブランドでは、SIMの在庫切れが多数あったといったこともありました。

規制により、容量が半減した形で通信価格は据え置きへ

Chat-WiFi SIM」によると、ソフトバンクが100GBのSIMカードの新規販売を停止することで、50GBのプランに切り替わる模様とのことです。仕入れ値が変わったことによって、エンドユーザーへの利用料金として、50GBプランの利用料金は従来の100GBプラン料金と同等のような形での提供となる可能性があります。

ガルマックスでは、「Chat-WiFi SIM」は通常月額が50GBで2,980円になるとしています。

100GBの既存ユーザーは引き続き容量保証で利用ができる可能性も

ガルマックスに対する「Chat-WiFi SIM」の回答として、100GBで契約をしているユーザーに対しては、引き続き、100GBの容量を保証して通信サービスを提供できるとしています。これはガルマックスには他のブランドからの話が来ていないことから、「Chat-WiFi SIM」のみと考えてほしいとのことです。

ソフトバンク再販SIMを取り扱う業者は影響大なはず

ソフトバンクの法人向けのSIMカードを再販する「FUJI Wifi」などの事業者は、今回の回答を受けて、大容量プランの販売などが難しくなったり、従来よりも高い価格でプラン提供がなされる可能性が高くなってきました。

ソフトバンクの規制の件で今後の法人向け再販SIMを販売する事業者の模様は注意深く見ておくことが必要となってきます。

[ガルマックス]

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